こんにちは、静岡県焼津市の加藤です。
私ごとですが、去年2024年50才になりました昭和49年生まれの寅年。
50歳になって思う事
「人生の短さを実感する事」
自分の場合は、父親が自分が27歳の時に倒れ、そのまま『高次脳機能障害』という、精神や人格が崩壊 痴呆?に似たような病気を患った事もあり、一般的な人よりも、相続、介護など早く、長い体験をしてきたので、50歳になった今は、色々な制限が無く個人事業主として不動産業を営業できている。
そんな父も2年前に亡くなり、今は母の事、自分の事、奥さんの事だけやので、気持ち的に30代の頃よりは穏やかである。
さて、本題の50代となると、一般的には、親の介護がはじまったり、老後の事を心配したり、この先 残された時間を『このまま、今のまま、過ごして後悔しないのか?』なんてことを考える時期だと思います。
仕事柄、不動産の売買仲介業なので、親が亡くなり実家が空き家となり、売却をどうしようか?という相談が多い。
ご相談は、
①タイミング、いつ??
②金額は?
この二つが多いのだけれど、見落としがちな事と注意点を綴ろうと思います。
①相続登記を焦って完了してしまった。実際、売れる前提で相続した不動産の売却相談をする方が多いが、例えば、実家が農家ですと家が農家住宅で一般の人に売却出来ないことがあったり、また、雨漏りした空き家を売却してほしいとご相談があっても雨漏りの具合により解体して更地にしないと売却出来ない場合もある。不動産の価値より解体費用の方が高い、なんて場合はよく言う「負動産」となり売却してもマイナスになってしまう。
ポイント:不動産を相続する時は、事前に査定、調査をしてから相続登記に移る、または、遺産分割協議書を作成すること。
②相続登記が出来ない・相続登記を何世代もしていない。
これが、一番大変なのです。
おじいさんやひいおじいさん、何世代も前の所有者から相続登記をしていないと亡くなった時の相続人全員の印鑑証明と署名・捺印が必要となります。
実際、2世代前の相続登記をすると相続人は全員亡くなっていて、その子供やお孫さんを探して全員に通知していきます。
20人以上のケースが多いのです。
ポイント:相続登記をしていない場合、お葬式の時に親戚が集まった段階で相続人の情報 今、だれがどこにいるのか?連絡先など聞いておきましょう。
③田・畑など 俗にいう「農地」 基本的に売買できないです。農家資格がある人への売却となります。
なのに、農業をしたこともない人へ相続できる矛盾。
ポイント:農地が、資材置き場、日用品店舗、福祉法人などで利用できる場所か事前に確認してください。
農地がある方は、所有者が生きている時から対策をしておくと良いです。
他にも色々ありますが、結論
相続が発生する前に、調査、査定、相続登記をしておくと良いです。
相続登記も義務化になり、自分で相続登記をする人も増加しておりますが、
事前に確認しておくことをおすすめいたします。
わからない場合は専門家へ聞く
聞くことで、知らなかったことがわかって、
こころにずっと引っかかっていたこと
不動産でいえば実家をどうしようか?
ニュースや動画で負動産という言葉をよく聞くが、うちの実家は・・?
この記事を読んで少しでも、心当たりのある方は、動き出すと良いです。
実家の土地・建物 → 不動産業者に聞く
相続登記 → 司法書士へ聞く
境界や土地のこと → 土地家屋調査士 または 不動産業者へ聞く
農地の事 → 不動産のある市役所や役場へ聞く 不動産業者でも対応可能
相続のもめごと → 弁護士へきく
※相続の話し合いは弁護士のみです。
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